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庄内一分銀2種類2枚と、冊子「一分銀収集の手引き（入門編）」です。実物をルーペで観察し、「一分銀収集の手引き」（入門編）を参照して、それぞれの特徴を有していることを確認しました。・双方とも側面に桜の刻印を確認。・「庄」の刻印はありますが、両替商による刻印は観察出来ませんでした。庄内一分銀は流通貨に「庄」の印を打刻したものですが、この２枚は、あまり流通せず保存されていたのかもしれません。・裏面右下にカタバミの刻印がある「伝酒田」逆桜位置Rq。一分銀格付10。表：Rタイプの特徴「銀の字の6画、7画、8画」の特徴に合致。裏：qタイプの特徴「常の4、5画目が閉じている」「是の1、2画目が開いている」に合致。・裏面左下にカタバミの刻印がある「伝鶴岡」逆桜位置Pt。一分銀格付10。表：Pタイプの特徴「銀の字の1画、2画」「銀の字の6画、7画」「銀の字の12画、13画」の特徴に合致。裏：tタイプの特徴「常の1画目が"草点"」に合致。・重量は、手元に0.5g単位までしか測れないキッチンスケールがないため参考値にすぎませんが、2枚で17.5gでした。1枚あたり8.75gとなり、天保一分銀本来の量目8.66gにほぼ一致しています。（参考品・偽物は本物より軽いものが多いです）PCGSにはあえて出していません。過去に庄内一分銀をPCGSに出したところ、スラブケースには収納されたものの、Dameged（ノーグレード・鑑定、評価不能 98 Damaged）とされたためです。PCGSのサイトを見ると「98」は「ダメージ・故意の表面ダメージ。例：落書き、しみの除去等」とあります。推定ですが、PCGSでは「庄」の刻印を「ダメージ」と認識しているのではないでしょうか。一分銀2枚の他、【「一分銀」収集の手引き（入門編）】冊子1冊（2009年7月18日発行、500円相当）を付けます。冊子には少し日焼け、シミ、折れがあります。値下げはできません。コメントなし・即購入OKです。